一体いつになったらアルカナフォースは出揃うのか?魔導と比較しながらタロットモチーフまとめてみた

小ネタ

こんにちは!トリビア(@yugioh_trivia)です。

タロット(大アルカナ)モチーフの【アルカナフォース】と【魔導】。

タロット番号の0~21までの全てがOCG化され一時環境トップになるほど優遇された【魔導】に対して、【アルカナフォース】は元祖タロットモデルテーマとして先に登場しているにも関わらず、未だ全てが出揃っておらず、未OCGのカードも存在しているという不遇っぷり。

今回はアルカナフォースと魔導のそれぞれを比較しながら紹介していきたいと思います。

 

 

 

 

 

目次

【No.0:愚者】アルカナフォース0-THE FOOL/魔導化士 マット

何者にも縛られない自由な旅人・道化師という意味を持つ「愚者」をモデルとしているこの2枚。

《魔導化士 マット》は魔導のイラストストーリーにも登場しており、物語の中核を担っています。

アルカナフォースには《愚者の種蒔き》という未OCGカードも存在しており、これも同じく「愚者」をモデルとしているものと思われます。

 

 

 

【No.1:魔術師】アルカナフォースI-THE MAGICIAN/魔導書士 バテル

大道芸人または聖衣を纏った魔術師を現している「魔術師」はこの2枚となっています。

アルカナフォースには未OCGですが《魔術師の天秤》も存在しており、《愚者の種蒔き》同様これも「魔術師」をモデルとしているようです。

 

 

 

【No.2:女教皇】なし/魔導法士 ジュノン

高い知性と優しさを兼ね備え、物事の正しい判断を下すとされる「女教皇」。

魔導には《魔導法士 ジュノン》が存在していますが、残念ながらアルカナフォースには現在これをモデルとしたカードは存在していません。

アルカナフォースのデザインにおいて「女教皇」はイメージしづらいのが原因でしょうか?

 

 

 

【No.3:女帝】アルカナフォースIII-THE EMPRESS/魔導皇聖 トリス

豊かさの象徴・生命力を意味する「女帝」をモデルとしているのがこの2枚。

《魔導皇聖トリス》はイメージそのまんまという感じですが、《アルカナフォースIII-THE EMPRESS》はあまり「女帝」と言う感じはしないですね・・・・

 

 

 

【No.4:皇帝】アルカナフォースIV-THE EMPEROR/魔導皇士 アンプール

生き抜く力や経済的な成功・権力、もしくは傲慢・横暴といった意味を持つ「皇帝」。

《アルカナフォースIV-THE EMPEROR》は全体パンプ、《魔導皇士 アンプール》はコントロール奪取能力となっており、それぞれタロットの正位置と逆位置の効果をイメージしたものになっています。

 

 

 

【No.5:法王(教皇)】法皇の錫杖/魔導法皇 ハイロン

平等な心や慈愛、法の順守などの意味を持つ「法王」。

魔導は《魔導法皇ハイロン》がこれをモデルとしており、ストーリー上でも魔導をまとめる役割を果たしているようです。

一方のアルカナフォース側は未OCGカードの《法皇の錫杖》で、モンスターではなく法王の杖を描いた罠カードとなっています。

 

 

 

【No.6:恋人】アルカナフォースVI-THE LOVERS/魔導弓士 ラムール

エデンの園で愛し合うアダムとイヴが描かれた「恋人」にはこの2枚が描かれています。

《アルカナフォースVI-THE LOVERS》は正位置の効果でダブルコストモンスターとなりますが、これは恋人の二人分を意味しているものと思われます。

《魔導弓士 ラムール》は恐らく二人の周りにを飛んでいる天使=キューピットをイメージしているようです。

 

 

 

【No.7:戦車】アルカナフォースVII-THE CHARIOT/魔導剣士 シャリオ

行動力や積極性など前進する意味合いを持った「戦車」。

アルカナフォースは元々のタロットのイラストとは全くと言っていいほど似ていませんが、魔導側は度のカードもかなり忠実にデザインされています。

しかし《魔導剣士 シャリオ》は戦車に乗っておらず、杖が剣に代わっているなど他のカードに比べると若干再現度が落ちています。

 

 

 

【No.8:力】アルカナフォースVIII_STRENGTH/魔導戦士 フォルス

女性がライオンの口を閉じているイラストから、勇気や意志の力を表す「力」をモデルにしたのがこの2枚です。

《アルカナフォースVIII_STRENGTH》は未OCGカードとなっており、アルカナフォースの中でもかなり機械的なデザインになっています。

《魔導戦士 フォルス》はその手にライオンを模した斧を持っており、モデルを上手く再現しています。

 

 

 

【No.9:隠者】なし/魔導老士 エアミット

自分を見つめ直したり、本質への回帰を促すといった意味を持つ「隠者」。

魔導には《魔導老士エアミット》が存在していますが、アルカナフォースには「隠者」のカードは存在していません。

 

 

 

【No.10:運命の輪】 逆転する運命/魔導獣士 ルード

人生の浮き沈みのサイクルを表しているとされる「運命の輪」をモデルにしたのがこの2枚。

《魔導獣士ルード》のイラストに描かれている盾にはタロットに描かれているのと同様の絵柄を確認することが出来ます。

 

 

 

【No.11:正義】なし/魔導教士 システィ

正義か悪かを判断・審判を下すといった意味を持つ「正義」。

アルカナフォースには「正義」のカードは存在していません。一方の魔導では《魔導教士システィ》がこれにあたり、善悪の判断を下す天秤型の杖?を持っています。

 

 

 

【No.12:吊るされた男】アルカナフォースXII_THE HANGED MAN/魔導術士 ラパンデ

逆さに吊るされた男の絵が特徴的で、正位置では修行・忍耐、逆位置では徒労・自暴自棄といった意味を持つ「吊るされた男」。

これは未OCGカードの《アルカナフォースXII_THE HANGED MAN》と《魔導術士ラパンデ》がモデルとしています。

《アルカナフォースXII_THE HANGED MAN》はスライム上のモンスターとして登場しており、アルカナフォースの中でも異形の存在と言えるでしょう。

 

 

 

【No.13:死神】死神の巡遊/魔導冥士 ラモール

恐らくタロットの中でももっとも有名な「死神」は、正位置では物事の終了、逆位置では新たなスタートを意味しています。

どちらも分かりやすく「死神」の鎌を持っており、珍しくアルカナフォースと魔導でイラストが似ています。

ちなみに《魔導冥士 ラモール》は《魔導化士 マット》が《セフィルの魔導書》の力によって覚醒した姿となっています。

 

 

 

【No.14:節制】アルカナフォースXIV-TEMPERANCE/魔導召喚士 テンペル

調和や自制、もしくは浪費や停滞といった意味を持つ「節制」をモデルとしたのがこの2枚です。

タロットのイラストでは天使が二つの杯に交互に水を入れている様子が描かれており、《魔導召喚士テンペル》はこれを忠実に再現しています。

また《アルカナフォースXIV-TEMPERANCE》は収録パックのカードナンバーが「LODT-JP014」とタロットの番号と同じになっています。

 

 

 

【No.15:悪魔】アルカナフォースXV_THE DEVIL/魔導鬼士 ディアール

正位置では誘惑や堕落といった意味を持ち、逆位置では回復や解放といった意味を持つ「悪魔」。

《アルカナフォースXV_THE DEVIL》は未OCGカードですが、明らかにデザインが他のアルカナフォースとは異なっていますし、《魔導鬼士 ディアール》もどちらかと言えば《デーモンの召喚》のようなイラストになっています。

 

 

 

【No.16:塔】なし/魔導書院ラメイソン

災難や悲劇、不安など正位置でも逆位置でもネガティブな意味を持つ「塔」。

アルカナフォースには存在していませんが、魔導には《魔導書院ラメイソン》が存在しています。

魔導のストーリーでは、ありとあらゆる魔導書を収蔵した研究施設であり、これを危険視した「エンディミオン軍」が攻撃するという設定があります。

直接的ではないにしろ、災難や悲劇を生み出す原因になった、という意味が込められているのかもしれません。

 

 

 

【No.17:星】なし/魔導書廊エトワール

理想やひらめきといった意味を持つ「星」。

こちらもアルカナフォースには該当するカードはありません。魔導側には《魔導書廊エトワール》が存在しています。

 

 

 

【No.18:月】アルカナフォースXVIII-THE MOON/魔導書庫クレッセン

人の心の状態を表すとされる「月」はこの2枚がモデルとしています。

《アルカナフォースXVIII-THE MOON》のイラストには機体を操ている宇宙人?らしきものが描かれており、他のアルカナフォースとは少し容姿が異なります。

すべてのアルカナフォースがそうなのか、はたまたこのカードだけなのか・・・・

またクレッセンは《魔導原典クロウリー》と関連している・・・可能性も???

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【No.19:太陽】なし/魔導書庫ソレイン

正位置では昇る太陽から連想される成功や誕生、逆位置では沈む太陽から不調や衰退などの意味を持つ「太陽」。

アルカナフォースには残念ながらこれをモデルとしたカードは存在していません。魔導では《魔導書庫ソレイン》がこれに当たります。

 

 

 

【No.20:審判】なし/魔導書の神判

キリスト教の最期の審判の様子を描いた「審判」。

正位置ならば明るい未来、逆位置ならば暗い現実といった意味を持ちますが、こちらもアルカナフォースには該当するカードがありません。

魔導には代名詞とも言える《魔導書の神判》が存在しており、イラストは暴走したラモール(マット)を魔導の面々が救おうとしている様子が描かれています。

 

 

 

【No.21:世界】アルカナフォースXXI-THE WORLD/魔導天士 トールモンド

最終21番目で完全・完成といった意味を持つ「世界」にはこの2枚。

《アルカナフォースXXI-THE WORLD》《魔導天士 トールモンド》共にこれに恥じない強力な能力を持っています。

トールモンドは神判によって生まれ変わったラモールの姿であり、「愚者」だったマットは「死神(ラモール」を経由し最終的には「世界(トールモンド)」にまで至ったことになります。

 

 

 

【No.???】アルカナフォースEX-THE DARK RULER/アルカナフォースEX-THE LIGHT RULER

最後に22種類の大アルカナから外れた存在であるこの2枚。

大アルカナは0~21までの合計22種しか存在しないため、この2枚は本来存在しない筈です。

どういった経緯でこのカードが誕生したのかは謎ですが、アニメでは初期段階では真っ白な白紙のカードだったものの、所有者の斎王の運命力が高まったことで一枚のカードとして完成した、という経緯があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

アルカナフォースに救済を!

ということで、アルカナフォース+魔導のタロットモチーフ比較でした。

こうしてまとめてみて思いますが、アルカナフォーススッカスカですね・・・・

穴だらけなアルカナフォースの新カードの製作というのは今更感はありますが、リメイクや過去テーマの救済が多い昨今ならあり得なくもない気がします。

アルカナフォース頑張れ!!!

 

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