【その1】いきなり禁止に!?時代の変化によって急に評価の変わったカード達

小ネタ

こんにちは!トリビア(@yugioh_trivia)です。

”遊戯王は株”という言葉があるように、新たなコンボが発見されるとそれまではマイナーだったカードが急にメジャーになることがあります。
そこで、今回は時代の変化によって急に評価が変わったカード達を紹介していきます。

 

 

 

レスキューキャット


中古遊戯王/ノーマル/(EE3)EE03-JP153 [N] : レスキューキャット

自身を墓地に送りレベル3以下の獣族を2体特殊召喚できる《レスキューキャット》は時代の流れと共に評価が一変した一枚です。

登場した当時は獣族の種類も多くなく【宝玉獣】などで使われる程度でしたが、シンクロ召喚・獣族チューナーの登場により状況が変わります。

 

このカード一枚で《ゴヨウ・ガーディアン》や《ナチュル・ビースト》をシンクロ召喚でき、《召喚僧サモンプリースト》を絡めることで《アーカナイト・マジシャン》を呼び出すこともできるということで【レスキューシンクロ】のキーカードとして大活躍することに。

結果禁止カードに指定されますが、現在はエラッタされ無制限カードとなっています。

 

 

 

霞の谷の巨神鳥


遊戯王カード 【霞の谷の巨神鳥】 DTC2-JP019-R

自分フィールド上の「ミスト・バレー」カードを1枚を手札に戻すことで何でもカウンターできる能力を持つ《霞の谷の巨神鳥》はペンデュラムの登場と共に一気にメジャーカードの仲間入りを果たした一枚です。

 

元々強力な効果でしたが、自身をフィールドに出す・維持する手段が乏しくいわゆる”ハマれば強い”部類のカードでしたが、ペンデュラム召喚の登場によって評価が一変。ペンデュラム召喚後に自身を戻してカウンター、再びペンデュラム召喚・・・を繰り返すことが毎ターン可能になりました。

未だにペンデュラムデッキには採用されることもある強力なカードです。

 

 

 

霞の谷の神風


中古遊戯王/ノーマル/STORM OF RAGNAROK(STOR)STOR-JP059 [N] : 霞の谷の神風

「ミスト・バレー」繋がりで風属性が手札に戻るとデッキから風属性を特殊召喚できる《霞の谷の神風》。

 


中古遊戯王/EP14-JP048 [SR] : 旧神ノーデン

このカードも元々のスペックは高く一部のファンデッキでは重宝されていましたが、《旧神ノーデン》を用いたワンターンキルに使用されたことで一気に禁止カードにまで指定されてしまいました。

「霞の谷」ばかり何故こうも悪用されるのか・・・

 

 

 

ベビケラサウルス


中古遊戯王/デュエリスト エディションVolume 1DE01-JP017 : ベビケラサウルス

自身が破壊されるとデッキから恐竜を特殊召喚できる《ベビケラサウルス》も時代の流れと共に評価が一変したカードです。

以前は万能サーチカード《化石調査》が無制限カードであったことからもその不遇さが覗えた【恐竜族】ですが、「ストラクチャーデッキR-恐獣の鼓動-」によって大幅に強化されたことで状況が一気に変わりました。

今までは《連鎖破壊》とコンボするくらいしかなかった《ベビケラサウルス》も一転強力なリクルーターに変貌、制限カードに指定されてしまいました。


遊戯王OCG デュエルモンスターズ ストラクチャーデッキR 恐獣の鼓動

 

 

 

トーチ・ゴーレム


中古遊戯王/デュエリストパック-ヨハン編3-DP7-JP011 [UR] : トーチ・ゴーレム

自身を相手フィールドに特殊召喚する代わりにトークンを二体出すことが出来る《トーチ・ゴーレム》はリンク召喚の登場により一気に評価が変わりました。

相手フィールドに攻撃力3000のモンスターを与えてしまうため元々は【ゴーレム】や【ヘルテントーチ】と言ったデッキにしか採用されませんでしたが、トークンを素材として利用できるリンク召喚の登場により、メジャーカードに生まれ変わりました。

特に《サモン・ソーサレス》や《アカシック・マジシャン》と組み合わせることで爆発力が格段に上がり、結果として制限カードに指定されてしまいました。

4体のトークン生成が出来る《スケープ・ゴート》も同じくリンク召喚の登場により、制限カードに指定されています。


中古遊戯王/-SD29-JP032 [N] : スケープ・ゴート

 

 

 

The tyrant NEPTUNE


中古遊戯王/17LE17-JP001 [UR] : The tyrant NEPTUNE

最後にアドバンス召喚のリリースに使ったモンスターをコピーする能力を持つ《The tyrant NEPTUNE》。

 


中古遊戯王/MACR-JP041 [R] : LL-インディペンデント・ナイチンゲール

元々はコピー能力が「効果のみをコピーし維持コストはコピーしない」という特性を生かして維持コスト等を無視する使い方などが主流でしたが、《LL-インディペンデント・ナイチンゲール》が登場したことで評価が一変。

ナイチンゲールをリリースしてこのカードを召喚することで、その能力をコピーし

・攻撃力6000
・他のカードの効果を受けない
・毎ターン5000バーン

という怪物を生み出すことが可能になります。

このコンボが発見されると、今までマイナーカードだったこのカードは一気に無制限から禁止カードに指定、コンボ発見から禁止まで約3か月という突然の事態でした。

 

 

 

 

いいことなのか?悪いことなのか?

ということで、評価が一変したカードの紹介でした。

どんなカードにも可能性があるというのが遊戯王、カードゲームの面白い所ですよね。

私も昔愛用していたベビケラサウルスが制限カードになる時代が来るとは思いにもよりませんでした・・・

正直こういったカードはまだまだたくさんあるのですが、紹介しきれないのでまた次の機会に!

その2投稿しました!

【その2】ルールが変わって強カードに!?時代の変化によって急に評価の変わったカード達
こんにちは!トリビア(@yugioh_trivia)です。 今回は前回紹介した評価が一変したカードの続編その2をやっていきます。 Twitterにて募集したところ、ありがたいことにたくさんの意見を頂きまして、その中でも私個人がいいなと思った...

 

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コメント

  1. どなさん より:

    タイラントは結構好きなカードだったので禁止になった時はかなり悲しかったです😭

    • trivia より:

      元々愛用していたカードが全然関係ない所で規制されるのは辛いですよね・・・完全にとばっちり