名前が不憫!《後に亀と呼ばれる神》→《かつて神と呼ばれた亀》とかいう亀の物語

こんにちは!トリビア(@yugioh_trivia)です。

《否定ペンギン》とか《ワンチャン!?》など結構カード名に洒落を利かせてくる遊戯王ですが、その中でも中々イカした名前をしているのがこのカード。

後に亀と呼ばれる神
かつて神と呼ばれた亀

です。

名前を見ればだいたい察しは着くと思いますが、今回はこの2枚を絡めて少しストーリーっぽいものを紹介してみようと思います。

神殿を守る”神”

中古遊戯王/ノーマルレア/ORDER OF CHAOSORCS-JP038 [NR] : 後に亀と呼ばれる神

かつて存在した巨大な都市。

デュエル世界の中でも有数の力を持つその都市の中心には悠然とそびえ立つ神殿があった。

そしてそこには一匹の亀が祀られており、人々はその亀の持つ不思議な力を崇めて”神”と呼んだ。

神殿を守る”亀”

遊戯王/ノーマルカード 【かつて神と呼ばれた亀】 DE04-JP136-N

しかし、どんなに力を持ったとしても永遠の繁栄などは存在しない。

突如発生した地盤沈下により、都市、そして神殿の大半は海中の底へと沈没してしまう。

人々は都市を捨て他の地へと移り住むが、”神”は一人神殿に残る。

誰からも崇められなくなった”神”

それはただの”亀”だった。

海底の神殿に生きる者たち

中古遊戯王/ノーマル/デュエリスト エディションVolume 4DE04-JP120 : 忘却の海底神殿

”亀”の持つ不思議な力のおかげなのか、それとも単に神殿のガレキが丁度よい住処だったのか

人々から忘れ去られてしまった海底に沈む神殿の跡には、多くの生き物が住み着くようになっていた。

中古遊戯王/ノーマル/EXTRA PACK(EXP1)EXP1-JP007 [N] : 深海王デビルシャーク

中古遊戯王/旧世代 ノーマル[N] : レインボー・フィッシュ

超古深海王シーラカンスより深海王の名を受け継いだ深海王デビルシャークや、その七色に輝く美しい身体を持つレインボー・フィッシュなどの多くの魚族のモンスター達である(※これらのモンスターは忘却の海底神殿のイラスト内に小さく描かれている)。

中古遊戯王/ノーマル/エクストラパック 2012EP12-JP018 : フィッシュアンドバックス

中古遊戯王//NR/ジャッジメント・オブ・ザ・ライトJOTL-KR069 [NR] : 一点買い

その稀少価値から高値で取引されるレインボー・フィッシュは金貨と取引されるほどで、どこぞのゴブリンがいるマーケットにも出回っているようである(※一点買いのイラストの左上にレインボー・フィッシュの姿が見える)。

成金ゴブリンの登場するイラストから分かる物語を紹介します。金持ちだった筈の成金ゴブリンはいつの間にか一文無しになってしまう。物乞いになで落ちぶれてしまうが、ここで終わる彼ではなかった!再び成り上がる為成金ゴブリンの挑戦が今始まる!!

今日も亀はこの神殿を守っている―

人間社会にも通用する話?

ということで、長ったらしく紹介してみましたが、こうしてじっくりみてみると結構悲しい話ですよね。

人々からの信仰・注目がなくなってしまった為に神からただの亀になってしまう

どこか人間の世界にも通じる部分があるのではないでしょうか?

ただ、海の底に沈んだ後も魚達が集まり、ある意味では守り神としての役割を全うしているとするならば彼にも救いはあるのでしょうか?

ちなみにこの”亀”、効果は割と優秀でそれぞれ攻撃力1800を基準に特殊召喚を封じる効果を持っています。
専用の構築をすれば戦えそうな気もしますが、最近はポンと出てくる恐竜やら除去能力を持った蛇女がいるから少し厳しいかな?