こんにちは!トリビア(@yugioh_trivia)です。
今回紹介するのは、遊星の使用するニトロ・シンクロン。
序盤こそ優遇されバラ色の未来を約束されたように見えましたが、その後徐々に出番が減っていき・・・
悲しみを背負ったニトロ・シンクロンの運命は如何に!?
序盤は怒涛の活躍
5D’sの序盤、ニトロ・シンクロンおよびニトロ・ウォリアーは大活躍でした。
特にニトロ・ウォリアーは、2800打点にパンプ効果、連続攻撃と至れり尽くせりの強力な効果を持っていたために、多くのデェエルでエンドカードになっていました。
デュエルの演出的にも、序盤はシンクロモンスターもまだ少ないこともあってか、最後のフィニッシャーとしては適任だったように思います。
このようにニトロ・ウォリアーがスターダスト・ドラゴンやジャンク・ウォリアーに匹敵する活躍をするということは、素材となるニトロ・シンクロンも当然その数だけ召喚される訳でして・・・
したがってニトロ・シンクロンのテキストは
チューナー(効果モンスター)
星2/炎属性/機械族/攻 300/守 100
このカードが「ニトロ」と名のついたシンクロモンスターのシンクロ召喚に使用され墓地へ送られた場合、自分のデッキからカードを1枚ドローする。
と、あたかも新たな「ニトロ」が出るかのようなテキストになってしまいました。
こうしてカテゴリとして誕生した「ニトロ」。ニトロ・シンクロン自身も期待に胸を膨らませていたことでしょう。
しかし・・・
徐々に出番が減少!?
派生カードの登場
華々しい登場をしたニトロ・シンクロンですが、以降は登場機会に恵まれない日々が続きます。
物語が進む中で、エースモンスターのスターダスト・ドラゴンはセイヴァースター・ドラゴン→シューティングスター・ドラゴンと進化を続けていき、物語の都合上フィニッシャーを務める機会が多くなります。
エースモンスターがしっかり活躍する、まぁ当然と言えば当然の形になったわけです。
しかし当然、出番の減ったニトロ・ウォリアーと共にニトロ・シンクロンの登場機会も減少し始めます。
万能すぎるクイック・シンクロン
さらに、シンクロンチューナーの代用が出来るクイック・シンクロンの存在が拍車をかけます。
高レベルで手軽に特殊召喚できるクイック・シンクロンは、非常に便利で多彩なシンクロモンスターを使い分けることが出来ました。
これによりニトロ・ウォリアーはともかくとして、ニトロ・シンクロンの出番はさらに減少・・・
強敵ジャンクの存在
その一方で、カテゴリ「ジャンク」は順調にその数を伸ばしていきます。
シンクロモンスターやサポートモンスター等々、ジャンク・シンクロンの汎用性もあってかデッキとして成り立つレベルにまでその勢力を増し、ニトロなど完全に亡き者にしようとしていたのです。
こういった経緯もあってか?物語の序盤では将来を期待されカテゴリになったにも関わらず、新規のニトロシンクロモンスターは登場する気配はないまま、物語は終盤へ。
遊戯王5D’s満を持して終了
そして、ついに放送終了。
ニトロはついにカテゴリ化されているにも関わらず、新規を獲得することなくその出番を終えてしまったのです。
まとめ
このようにして悲しみを背負うこととなったニトロ・シンクロン。
微かな望みをかけた漫画5D’sでも何の音沙汰もなく終了・・・
似たような例にあった「ジェネクス・コントローラー」というカテゴリはエラッタし消滅してしまいましたが、消えていないことを見るとまだ、チャンスはあるんでしょうかね?
最近のリメイクの波に乗って「ニトロ」新規が出ることを願うのみです。
コメント
割と真面目に、彼を救済出来そうなカードは
「ウニトロ・ウォリアー」なんじゃないかと思われ
あぶり寿司ってあるし
滑ってるコメは置いておいて、正直最初から派生出す予定なかったと考えるのが普通ですよ。
ターボシンクロン以降の奴らだって派生出てないですよね?
当たり前のようにネタ弄りで貶すのはやめましょうよ。他の遊戯王ネタもしょうもないし不快だし。
公式がネタにするのを免罪符にするのも最悪。公式も最悪。
そういう所が遊戯王ユーザーが嫌われる原因なんですから反省してください。