リメイク前がマイナー過ぎて「え？これリメイクだったの？」ってなってしまうカード達

こんにちは！トリビア（＠yugioh_trivia)です。

 

《マジシャン・オブ・ブラックカオス》からの《混沌の黒魔術師》や

 

《青眼の白龍》からの《青眼の亜白龍》など

遊戯王には人気のあるカードがリメイクカードとして登場していますが、中にはあまりメジャーではないにも関わらずリメイクされたカードも存在しています。

今回は元カードの印象よりリメイクカードの印象が強すぎて「え？これリメイクだったの？」というカード達を紹介していきます。

 

 

 

 

深淵に潜む者

まず最初に紹介するのは墓地メタカードとして活躍するエクシーズモンスターの《深淵に潜む者》。

実はこのカード、EXTRA PACK Volume 3で登場した《海底に潜む深海竜》のリメイクカードとなっており、属性・種族・ステータスが一致していることや、イラストをじっくり見てみるとその姿を確認することが出来ることからもリメイクであることが明白です。

しかし、様々なデッキで墓地対策として活躍する《深淵に潜む者》に対して、リメイク元の《海底に潜む深海竜》の方はというと、いまいちパッとせず、結果的に認知度に大きな差が生まれてしまっています。

ちなみに関連性は不明ですが、《火口に潜む者》《龍脈に潜む者》という対になるようなモンスターも存在していますが、こちらも知名度は《深淵に潜む者》が圧勝となっています。

中古遊戯王/ノーマル/エキスパートエディションvol.2(EE2)EE02-JP064 [N] ： 火口に潜む者

中古遊戯王/ノーマル/DUEL LINKS「遊戯王デュエルリンクス レジェンドデッキガイド」付録 レジェンドデッキ 闇遊戯VS海馬瀬LG02-JP008 [N] ： 龍脈に棲む者

 

 

 

 

 

アーマー・カッパー

続いても、パンプ能力やダメージ軽減効果を持つエクシーズモンスターの《アーマー・カッパー》。

このカードは「カッパー」繋がりで気付く方もいるかもしれませんが、通常モンスターの《サイコ・カッパー》のリメイクカードとなっています。

【海皇水精鱗】などノデッキで活躍していた《アーマー・カッパー》に対して、通常モンスターでありステータスも貧弱な《サイコ・カッパー》はリメイク元ではあるものの、その知名度は大きく負けています。

ただし《サイコ・カッパー》のフレーバーテキストを見てみると

《サイコ・カッパー》
通常モンスター
星２/水属性/水族/攻 400/守1000
いろいろな超能力を使い、攻撃のダメージを防ぐカッパ。

明らかに《アーマー・カッパー》の効果がこれを意識したもので、属性やステータス、名前の「サイコ」からサイキック族に変更されているなどの点から見ても、かなり再現度の高いリメイクカードであることが分かります。

 

 

 

 

 

アークブレイブドラゴン

「ストラクチャーデッキR－巨神竜復活－」で特典カードとして登場した《アークブレイブドラゴン》も実はリメイクカードとなっています。

リメイク元はストラクチャーデッキ繋がりの「ストラクチャーデッキ－巨竜の復活－」で登場した、《ダークブレイズドラゴン》です。

どちらもストラクチャーデッキの２番手モンスターとして収録されており、《アークブレイブドラゴン》の蘇生効果で《ダークブレイズドラゴン》を特殊召喚すれば、パンプアップ能力が上手い具合に起動し、ステータスが一致するようにデザインされています。

遊戯王OCG デュエルモンスターズ ストラクチャーデッキR -巨神竜復活-

 

 

 

 

ユニゾンビ

最後に紹介するのは、アンデットデッキでは必ずと言っていいほど採用される《ユニゾンビ》。

このカードは、LIMITED EDITION 1で登場した《２人３脚ゾンビ》のリメイクカードとして登場し、なんと約15年越しのリメイクとなります。

アンデッド族には欠かせない存在である優良カード《ユニゾンビ》に対して、プロモカードとしての価値を見出すのが精一杯という《２人３脚ゾンビ》は古いカードと言うこともあってその認知度では《ユニゾンビ》に大きく負けています。

また、容姿こそそっくりであるものの、リメイクカードとしては珍しくステータスは一致していないという点も特徴的です。

ちなみに、イラストを見れば分かりますが《２人３脚ゾンビ》 の足は片方ずつ無くなっているため、「２人２脚」となっており、フレーバーテキストに書かれているようにかなり歩きにくそうです・・・・。

《２人３脚ゾンビ》
通常モンスター
星３/闇属性/アンデット族/攻1100/守 800
ほそっちょとでぶっちょの、仲良しガイコツ二人組。歩きにくそう。

 

 

 

 

 

 

 

もっとリメイクしてくれてもいいのよ

ということで、実はリメイクされていた？カード紹介でした。

本当はもっと色々紹介したいカードはあったんですが、リメイクカードとシリーズカードの区別がいまいち付かないものが多く、明らかにリメイクだと思われるカードを今回は紹介しました。

《深淵に潜む者》のようにマイナーから優良カードにジャンプアップするリメイクは個人的に凄く好きなので、青眼やブラマジのようなメジャーどころに限らず色々とやって欲しいものです。