こんにちは！トリビア（＠yugioh_trivia)です。
遊戯王の世界には、その背景を元にしたストーリーが数多く存在しています。
有名どころだと、ガガギゴや成金ゴブリン、ダイグレファー等々・・・
公式の設定等公になっているものであったり、イラスト等から暗に我々に連想させるものなど様々です。
そんな中でも、遊戯王世界の覇権を争うフリード、ハ・デス、タイラント・ドラゴンの３つの勢力はイラストストーリーの中核とも言える存在と言えるでしょう。
今回はこれら３つの軍勢に属するモンスター達の構成を様々な観点から考察、まとめてみました。
実はパックの構成から分かっちゃう？
実はStruggle of Chaos －闇を制する者－というパックから彼らの情報の多くが分かるようになっています。
このパックは
・無敗将軍フリードの戦士族軍
・冥界の魔王ハ・デスの悪魔族軍
・タイラント・ドラゴンのドラゴン族軍
の3つの種族の戦いを表しており、カードナンバーによって分類できるようになっています。
収録カードは、それぞれ
戦士＝地・悪魔＝闇・ドラゴン＝風
と属性が統一されていたり（タイラントだけ何故か炎）、敵の種族をメタるような効果を持ったモンスターが存在していたりと、OCG的意味でもかなり寄せた作りになっています。
したがって収録内容を見ることで、３つの軍勢について大方把握出来てしまうのです。
ドラゴン族軍
まずは、タイラント・ドラゴン率いるドラゴン族軍から見ていきましょう。
Struggle of Chaosではカードナンバー034から050までで構成されています。
タイラント・ドラゴン/グランド・ドラゴン/軍隊竜/デス・デーモン・ドラゴン/エメラルド・ドラゴン/リザード兵/スピア・ドラゴン/スピリット・ドラゴン/グレイ・ウイング/洞窟に潜む竜
となっています。
ただ、カードナンバー内の魔法・罠カードのほとんどはタイラント・ドラゴン単体しか描かれておらず、イラストからは集団としてのまとまりを感じることは出来ませんでした。
しかし後に、竜痕の城でドラゴン族軍としてのワンシーンが判明しました。
新たに判明したのは真紅眼の飛竜一枚ですが、恐らくこの城が彼らの本拠地なのだと思われます。
戦士族軍
続いてフリードがリーダーの戦士族軍。
Struggle of Chaosではカードナンバー016から033までで構成されています。
無敗将軍フリード/ドラゴン・ウォリアー/切り込み隊長/聖なる守り手/デーモン・テイマー/ならず者傭兵部隊/７つの武器を持つハンター/ドラゴン・ライダー/辺境の大賢者/投石部隊/戦士ダイ・グレファー
となっています。
人間が主体となっているので、かなり軍隊という感じが分かりやすくなっており、魔法罠カードでも作戦を立てていたり指示を出したりと3つの属性の中では一番まとまり、統制が取れているように感じますね。
その後もコンスタントにイラスト内に登場しており、同時に様々なモンスターがこのフリード軍の一員であることが分かります。
連合軍のイラストから魔法使い族のエルディーン
救護部隊・戦線復帰のイラストから衛生兵マッスラーと戦士ラーズ
アニメオリジナルカード軍神の采配のイラストから荒野の女戦士
といった所が該当します。
また切り込み隊長と戦士ラーズは王宮シリーズにも登場しており、フリードの仕えているのがこの王宮シリーズの王であることもイラスト伝いに分かります。
悪魔族軍
最後は冥界の魔王ハ・デスが支配する悪魔族軍。
Struggle of Chaosではカードナンバー001から015までで構成されています。
冥界の魔王ハ・デス/憑依するブラッド・ソウル/レッサー・デーモン/ツインヘッド・ケロベロス/魔人ダーク・バルター/レッド・サイクロプス/ハ・デスの使い魔/スカル・ナイト/ガーゴイルの道化師
となっています。
カードナンバー内の魔法罠カードを見れば分かりますが、完全に恐怖で抑え込んでる感じです。
「やらなきゃ命はないぞ！」って脅して、働かせてる感じですかね？
その他のイラストでも仲間というより、裏切られたり復讐されたりと散々な感じで新たなハ・デス軍の一員はイラスト内からは見つかりませんでした。
まとめ
全体通してイラストから連想できるものはかなり少なかったですね。
構想段階では、もっといると思っていたのですが・・・
その中でも、やはり種族ごとに個性があって
あまり慣れ合わない一匹狼風なタイラントドラゴン
一致団結してきっちり軍隊やってるフリード
力で抑え込んで、逆襲されてたりするハ・デス
というような構図が見れたのは面白かったかなと思います。
今後も彼らの登場するイラストはたくさん出てくると思うので楽しみですね。
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