今回は地味に更新されているストーリーシリーズから、スナイプストーカー&ジェノサイドキングデーモンの修行の物語を紹介していきます。
ギャンブルデッキってロマンありますよね、好きな目をいつでも出せるんなら使いたい・・・
師匠と弟子
ジェノサイドキングデーモン
チェスデーモンの王であり、あの切り込み体調に手傷を負わせるほどの実力を持つデーモン界きってのやり手であるジェノサイドキングデーモン。
そんなカリスマである彼は実力もさることながら強力な運命力も持ち合わせている。
彼にとってみればサイコロの目を操ることなど造作もなく、故に自身の能力と組み合わせればどんな脅威も無力化してしまうのだ。
スナイプストーカー
そんな噂を聞きつけ悪魔の少年スナイプストーカーが彼の元を訪れる。
彼もまたサイコロの力を使うものとして、ジェノサイドキングデーモンに弟子入りを志願してきたのだった。

「厳しい修行になるだろう、着いてこれるか小僧?」

「勿論です、師匠!」
修行の始まり
出たらめ
さっそく修行が始まった。
ジェノサイドキングデーモンが最初の修行に選んだのはデンジャラスマシン TYPE-6。
スナイプストーカーの能力同様1.6以外を狙う必要があるこのマシーンを使うことが最も効率が良い訓練となることが彼は判断したのだ。
いざ、狙いを定めて・・・
バン!バン!バン!
しかし打てども打てども狙った場所には当たらない。
それどころか師匠のオデコに直撃させてしまう有様・・・
そして、ついには6の目を当ててしまいマシーンを破壊してしまうのだった。
ダイスエット

「ま、まあ気にすることはない。切り替えていこう!」
今度は師匠が回す手動のルーレットを使用しての訓練を開始。デンジャラスマシンと同様に1と6以外の場所を狙うようだが、なんだか比率がおかしいような・・・??
出目出し
続いては実際にサイコロを使った訓練。さっそくサイコロを振るスナイプストーカーだったが・・・
パリーン!!!
不注意からサイコロを割ってしまう。しかも何の因果か出ている目はあれほど出さないようにと気を付けている1と6。
これには流石の師匠も説教しながらも、内心では困惑してしまったようだ。
再転

「大丈夫、まだサイコロはあるから、片づけはしておくからこっちの青いので修行してなさい」

「は、はい…師匠!」
気を取り直して青いサイコロで修行に向かうスナイプストーカー。
その裏でせっせと割れたサイコロの残骸を掃除する師匠。師匠たるもの、こういったサポートが大切なのかもしれない。
賽勝負
そして、またしても割れてしまうサイコロ。
ついには自分の不甲斐なさに涙を流す弟子だったが、師匠は修理した赤いサイコロをそっと差し出すのだった。
前途多難な彼らの修行はまだしばらく続きそうだ・・・
まとめ
ということで、スナイプストーカーとジェノサイドキングデーモンのお話でした。
ジェノサイドキングデーモンは以前紹介したこの戦いにおいて悪魔族の一員として戦士族の切り込み隊長に戦うなどなかなかの強者であり、チェスデーモンにおいても頂点に立つ程なんですが、このストーリー内ではかなりコミカルでかつ優しい師匠として描かれているのが面白いですね。
スナイプストーカーは修行にかなり悪戦苦闘してますが、報われる日は来るんでしょうかね?
というかOCGの世界だと一度は制限カードに指定される程強いカードなので、もしリメイクされるのであれば、魔改造されて別物になるくらい強化されて欲しい所です。
地味に続いてるシリーズなので、今度も楽しみですね(ギャンブルデッキ強化的な意味でも)。