こんにちは、トリビア(@yugioh_trivia)です。
この記事では名犬・・・いや迷犬マロンの悲しい物語を紹介します。
このストーリーはマスターガイドを元に紹介しています。本書内には他にも物語や解説などの情報が記載されていますので、興味のある方は是非手に取ってみて下さい。
目次
甘やかされたわがままワンコ、マロン
迷犬マロン
とある裕福な一家はマロンという名の一匹の犬を飼っていた。
家族の中でも男の子がマロンをとてもかわいがっていたが、ひょんなことから二人は喧嘩になりその結果マロンは家出をしてしまう。
最初は清々した、と思っていたマロンだったが、すぐに野生の世界の厳しい洗礼を受けることになる。飼い犬として甘やかされてきたマロンはこの時初めて自然の摂理、この世が弱肉強食であることを知るのだった。
生き残る為に・・・
暗黒の狂犬
その結果、勝ち残る為に生き残る為にマロンは暗黒の狂犬へとその姿を変えていった。
かつての面影は消え去り、唯一首輪だけが不釣り合いに残っていた。
百獣王ベヒーモス
(※かなり見にくいがベヒーモスの奥の岩陰に暗黒の狂犬の姿があります。実物で見て下さい。)
しかしどんな世界にも、上には上がいるものである。
偶然遭遇したベヒーモスの迫力を感じた瞬間、マロンは自分は所詮貧弱なペットでありこの世界で生き残れる器ではないことを悟るのだった。
一人では生きていけない、しかし帰るにも帰れない。
マロンは行き場を失ってた。
が、しかし・・・
切っても切れない絆!?
ワンチャン!?
途方に暮れていたマロンの視線の先には、なんと自分を探す男の子の姿があったのだ。
一度失ったからこそ、マロンは男の子や家族の愛を再認識し、彼らの為に自らの一生をかけることを誓う。
こうして、マロンは家族との幸せな日々を取り戻したのだ。
機械犬マロン
実はマロンが行方不明の最中、彼の両親が知人の科学者に依頼してマロンそっくりのロボットを送ってくれたこともあったのだが、男の子はこれを受け取らずひたすらにマロンを探していた。
そのかいあってか、再び幸せな日々を取り戻した家族とマロンだったが、そんな幸せな日々は長くは続かなかった。
男の子が重い病気にかかってしまう。
そして「すぐ戻るから待っててね」と最後に言い残し、奇しくも男の子はこの世を去ってしまう。
しかし、その事実を知らされていないマロンはずっと男の子を待ち続けた。
何年という月日が経とうとも、ずっとずっと待ち続けた。
まさかの再会!?
骨犬マロン
1000年という月日が経ち、なんとマロンは死してなお男の子の帰りを待つ骨犬マロンになってしまったのだ。
家族はもちろん、周りの風景さえも変わってしまったが、ついにその時が訪れる。
ワイト/ワイト夫人/ワイトプリンス/ワイトプリンセス
マロンは家族と再会する。彼らもまたマロンとのことをずっと心残りに思っており、その想いのおかげか骸骨として蘇ったのだった。
横取りボーン
1000年ぶりの再会にマロンは大はしゃぎ!
思わずワイトの骨を咥えてイタズラをしてしまう。
検疫/センサー万別
またある時は、海外旅行に行くもトラブル続き・・・
しかしマロンにとってはすべて幸せなことだった。
遠回りをして色んな道を歩んできて、やっとたどり着いたのだから。
自分の本当にいるべき場所に。
終わり。
マロンの首輪がヒントに?
迷犬マロンはガガギゴや成金ゴブリンほどではないものの、イラストストーリーとして長い期間続いているシリーズのひとつです。2003~4年頃にシリーズ化され、実に8年ぶりにワンチャン!?のイラストにて再登場、その後は骨犬マロンとしてワイト一家との生活が描かれています。
またいくつか解消できない疑問点として「男の子=ワイトプリンス?について」と、「マロンの首輪について」の2点があります。
ワンチャン!?に登場していた男の子は服装を見るにいわゆる現代人のそれですが、ワイトプリンスは中世ヨーロッパっぽいものになっており、彼らは全くの別人である可能性もあります。
これはワイトやワイト夫人に合わせた結果なのか、意図せずこうなったのかは不明です。
マロンの首輪については、機械犬マロンだけ首輪の形状は違っています。
時系列的には迷犬マロン→暗黒の狂犬→機械犬マロン→骨犬マロンとも読み取ることもできますが、この首輪の違いから別の個体でもあるようにも受け取ることが出来ます。これに関しても現状では真偽を確かめることは出来ません。
ただ、新しく登場するカードにおいてこれらの疑問が解消される可能性もありますので、今度の動向にも注目です。
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※このイラストストーリーは公式を元にしたあくまで一個人の妄想ですので、どうかご了承ください。
コメント
エクストラデッキに入れるリンクモンスターも登場したら面白いでしょうね。
機械犬マロンのプログラムがそのままサイバース族になったりとか
いいですね~
たしかに新規カードのイラスト内ではちょくちょく出てますが、そろそろちゃんとした新規が欲しいですね!