DTストーリーに登場する部族の中でも重要な役割を担う「リチュア」。
登場人物も多く長期に渡って活躍するキャラクターが多いので、今回はその辺りの関係性もまとめてみました。
リチュアとは?
結論から言うと、リチュアとは
『リチュア・ノエリアおよびその子供たちによって構成される氷結界から離脱した新勢力』
です。
また主要なキャラクターを相関図に表すとこんな感じになります。
元々は氷結界から分裂した勢力
ノエリアは元々氷結界の一員であり、家系的にはトリシューラの解放に反対派でした。
逆に解放派の家系には幼馴染のナタリアがおり、二人は派閥の壁を越えて氷結界の抗争を止めたいと考えていました。
そして魔轟神に対抗する手段としてトリシューラ解放以外の方法として、インヴェルズの力を利用しようと召喚儀式を行うも失敗。ナタリアは命を落としてしまいます。
またこの時ノエリアもインヴェルズの邪悪な思念に憑りつかれてしまい、その様子が描かれているのが「招来の対価」です。
インヴェルズに憑りつかれたことで徐々に豹変するノエリアは危険な禁術研究のため氷結界を離脱、こうしてリチュアは組織されました。
ちなみにナタリアは死後も思念としてDT世界に留まっているようで、そのためかスリピットモンスターに設定されています。
ノエリアによって引き取られた子供たち
トリシューラが神精霊によって封印され、ひとまず世界には平和が訪れる訳ですがその様子を描いたのが「戦火の残滓」です。
イラストから分かるように、この戦争によって多くの子供たちが親を失ったようで氷結界やガスタにも多くの被害が出たようです。
マスターガイドによると、ノエリアは氷結界の孤児たちは自らが親代わりとして育て、ガスタの子供たちはガスタの里まで送り届けたとのこと。故に一部のガスタにはノエリアと面識があったようです。
リチュアの構成員の中で人型であるアバンスはナタリアの実の息子、エミリアはノエリアの実の子供、エリアルは孤児となっています。(ヴァニティは不明、忍者っぽい姿から見るに氷結界とのつながりを感じたりもしますが・・・)
特にアバンスはナタリアの死後、ノエリアに引き取られていたようですがその内には愛情や憎悪・不信感など複雑な想いを抱えていたようです。
sophiaとの大戦によってノエリアおよびエリアルは死亡、残されたアバンスとエミリアはDT世界を導く次世代として手を取り合う様子が「聖蛇の息吹」に描かれています。
彼らは後に「影霊衣」となる訳ですがそれはまた後日紹介するとして・・・
リチュアの儀式術
通常の儀式は生贄を用いて異界の者を呼び出しますが、リチュアの術式は召喚師そのものが「リチュアの儀水鏡」を用いた自己催眠によって自らの肉体に降臨させるという手法を取っているのが特徴と言えます。
また儀水鏡は元々ノエリアが氷結界を離脱する際に持ち出した「氷結界の鏡」を変化させたもので、儀式の際は勿論、通信や催眠術にも使用できるようです。
またセイクリッド・ハワーが三龍との融合に苦戦していた際に、リチュアが救援に駆け付けていますが、これは元々三龍を制御する力を持っていた氷結界の鏡の力の名残だと思われます。
という訳でリチュアの諸々の紹介でした。
最後にどうでもいい話ですが、リチュアの英語名は何故か「Gishki」だったりします・・・
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