DT世界のストーリーを紹介していきます。
今回はその②ということでリチュア誕生編まで。(※順次更新していきます)
その①はこちらから
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目次
束の間の平和
多くの犠牲と最終決戦におけるディサイシブ・アームズの活躍もあり、ワームを滅ぼすことに成功したA・O・Jの面々、これによりDT世界には平和が訪れるかに思われた。
がしかし、その平和も束の間。
この戦いの一部始終を傍観していた魔轟神が地上を支配するため、魔轟神獣を引き連れて本格的な侵攻を始めたのだった。
A・ジェネクスの開発・誕生
A・O・Jの兵器では魔轟神に対しては力不足だと感じた技術者たちは、兼ねてから利用してきたジェネクスの軍事転用を実行に移す。
A・O・Jの兵器に動力炉としてレアル・ジェネクスを、制御中枢コアとしてジェネクスを取り入れることで生まれたのが「A・ジェネクス」である。
A・ジェネクスはそれぞれの部族の特徴を持って開発されており、A・O・Jから離脱した霞の谷もこれに参加している。
また、その過程で部族間で共同開発したA・ジェネクスも誕生、魔轟神に対抗することとなった。
ジュラックの最後の反撃
魔轟神との戦いで傷つき力尽きるジュラック達は増え、このままでは滅ぼされてしまう。
そう考えたジュラック達は最後の反撃に出る。
自らの身体を一つの燃え盛る隕石に変え、戦場へ落下。自らの巣もろとも魔轟神達を焼き払うのだった。
ネオフレムベルの誕生
ジュラック・メテオの攻撃によって焼野原となったジュラックの巣だったが、その炎は古の神「エンシェント・ゴッド・フレムベル」を呼び起こす。
炎はネオフレムベルとしてジュラック達の魂を再誕させるのだった。
トリシューラの解放
ジュラックにより一部の魔轟神は壊滅するも、DT世界には未だ魔轟神の脅威に晒されていた。
終わりの見えないこの戦いに終止符を打つため氷結界は封印の氷龍最後の一体「トリシューラ」の解放を提案する。
解放の賛否
絶対的な力を持つトリシューラの解放は氷結界の内部でも賛成派と反対派に意見が対立、様々な意見が交わされる。
「ナタリア」と「ノエリア」
トリシューラの解放について意見が割れ抗争が起こっていた氷結界において、幼馴染の二人の術師がいた。
賛成派の家系に属する「ナタリア」と反対派の家系に属する「ノエリア」である。
二人はトリシューラに代わる戦力を模索し、古代に封印された悪魔「インヴェルズ」に着目、これを氷結界に伝わる術で召喚を試みる。
が、しかし強大なインヴェルズの力を制御できず、儀式は失敗しナタリアは命を落としてしまう。
またノエリアもインヴェルズの思念に憑りつかれてしまうのだった。
トリシューラの暴走
ついに封印は解かれた。
トリシューラの力は圧倒的で、全世界の魔轟神を殲滅する。
しかし、強力すぎる力はコントロールすることは出来ず暴走し始め、ブリューナク・グングニールも呼応するように荒れ狂うのだった。
再封印すべく氷結界の鏡やドゥローレン、実力者たちによってあらゆる手が講じられるが、暴走を止めることは出来なかった。
神精霊による三体同時封印
三龍の暴走は収まる気配を見せず、すべてを破壊していく。
この事態に氷結界を代々見守ってきた「氷結界の神精霊」がその命を引き換えに三体の氷龍を同時封印することに成功する。
神精霊は遥か昔、氷結界の鏡により三龍を封印し、氷結界を興した「伝道師」の思念であった。
戦争の終結
ワームの飛来に続き、魔轟神の侵攻、そして三龍の暴走と深い傷跡を負ったDT世界と住人達。
すべての争いが終わり、生き残った者たちは新たな未来を歩んでいく。
ノエリアは生き残った子供たちを引き取り母代わりに育てることに、その中には幼馴染で命を落としたナタリアの息子「アバンス」の姿もあった。
リチュアの誕生
こうしてすべてが終わったかに思えたが、ノエリアの中に潜んでいたインヴェルズの思念は徐々に彼女を浸食していた。
そして浸食されたノエリアは禁忌とされている術式に手を染め始め、引き取った子供たちを連れて氷結界を離脱。
さらにこの時持ち去った氷結界の鏡を変化させ「リチュアの儀水鏡」を生み出す。
ノエリアとその子供たちによる禁術集団「リチュア」がここに誕生したのだった。
その③に続く。
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