DT世界のストーリーを紹介していきます。
今回はTierra編その②ということでクリフォート起動編まで。(※順次更新していきます)
以下ストーリーはマスターガイド5を参考にしています。
遊☆戯☆王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ マスターガイド 5 (愛蔵版コミックス)
シャドールの起源
本来DT世界の全ての生命は神星樹の輪廻転生システムにより新たな命として転生する。
しかし、復活を目論むtierraの工作によりこのシステムにはバグが発生していた。
tierraは生命エネルギーをかき集めるため、sefirothシステムによって転生するはずの者たちの魂を「インフェルノイド」の真空管に閉じ込め、その生命エネルギーをsophiaの生命からtierraの生命へと変換していたのである。
その結果、神星樹にバグが生じ、魂は真空管に閉じ込められたまま肉体のみが現世に実体化するという事態が発生。
この抜け殻の肉体達の元へ《影依の原核》が現れたことで、自我を持たない傀儡「シャドール」が誕生する。
《ガスタ・ファルコ》、《ネオフレムベル・ヘッジホッグ》、《ナチュル・ビースト》など先の大戦で命を落とした多くの者たちがシャドール化した。
中でも《エルシャドール・ネフィリム》は、ジェムナイトの「輝石」の一つを持つ《ジェムナイト・ラピス》の肉体がシャドール化した姿であり、その力によってシャドール全体をまとめる存在となる。
《シャドール・ネフィリム》は《ジェムナイト・ラピス》の魂がインフェルノイドの真空管に閉じ込められている様子を描いたものだと思われる。
輪廻転生の過程で、魂を「インフェルノイド」の真空管に囚われ肉体のみ現世に実体化した者たちが、《影依の原核》の力の影響を受けてしまった自我のない抜け殻。ネフィリムの操る糸によって操られ、tierra復活のため神星樹を目指す。
シャドールの侵攻と9体目の竜星
自我はないと言え、本能的に神星樹へ還り正しい生命をして再び転生したいという願いを持っていたシャドール達は、神星樹へと侵攻を始める。
これを察知したソンブレスは神星樹を守るため、8体の竜星を向かわせる。
中古遊戯王/ノーマル/ザ・デュエリスト・アドベントDUEA-JP072 [N] : 堕ち影の蠢き
しかし必死の応戦も空しく、《炎竜星ーシュンゲイ》と《風竜星ーホロウ》がシャドール化、他の竜星達も追い詰められてしまう。
《エルシャドール・ミドラーシュ》はシャドール化した《風竜星-ホロウ》と《ガスタの巫女ウィンダ》が融合した姿であり、各地へ飛び回りネフィリムの意志を他のシャドール達に伝令する役割を果たす。
未だ9体目の竜星を見つけるには至らなかったソンブレスだったが、この危機に星々のエネルギーを集め具象化した由来の異なる竜星、《光竜星ーリフン》を誕生させる。
遊戯王 DUEA-JP061-R 《竜星の輝跡》 Rare
遊戯王 DUEA-JP032-SR 《光竜星-リフン》 Super
《光竜星-リフン》は9体目の竜星とは別のルーツを持つ竜星であり、かつての英雄「セイクリッド」と同様の”星をつなぐ力”を持つ特殊な竜星である。
遊戯王OCG 竜星の極み ノーマル DUEA-JP075
遊戯王 DUEA-JP051-UR 《輝竜星-ショウフク》 Ultra
リフンはシャドール化してしまった竜星達も含めて、それらを一つに束ね、《輝竜星ーショウフク》へと進化する。
星因士、登場!
中古遊戯王/レア/ザ・デュエリスト・アドベントDUEA-JP058 [R] : 天架ける星因士
さらにこの力に呼応するように、セイクリッドの末裔である”光の戦士達”が救援に駆け付ける。
かつて12体のセイクリッドと融合を果たした身であるソンブレスは、12星座の力”12星環”を彼らに返し、その力によって星座の力を取り戻した彼らは”星因環”を得て「星因士(テラナイト)」となった。
シャドールとの戦闘が激化の一途を辿りすべての竜星がシャドール化してしまう中、へび使い座の力を持つ《星因士ウヌク》はシャドールの中に自分に近い何かを感じ取る。
それはカンゴルゴームによって吸収されてしまった《ヴェルズ・ケルキオン》、もとい同じくへび使い座に力を持つ《セイクリッド・ハワー》の残滓だった。
中古遊戯王/ノーマル/ザ・デュエリスト・アドベントDUEA-JP060 [N] : 影牢の呪縛
ケルキオンの救出を試みるウヌクと、それに合わせて内部からも抵抗するケルキオンだったが、破壊の力を奪われたためかシャドールの力に抑え込まれ、結果ウヌクまでもシャドールに囚われてしまう羽目に。
遊戯王OCG シャドール・リザード ノーマル DUEA-JP025
ウヌクは《シャドール・リザード》へと変貌を遂げてしまう。
ただこの時、最後の力を振り絞ったケルキオンは自身の持つ杖の半分の力をテラナイト達に託すことに成功、これを受け取った《星因士デネブ》は《星因士アルタイル》《星因士ベガ》と共に《星輝士デルタテロス》へと進化を果たす。
中古遊戯王/ノーマル/ザ・デュエリスト・アドベントDUEA-JP057 [N] : 星輝士の因子
中古遊戯王/アルティメットレア/ザ・デュエリスト・アドベントDUEA-JP053 [アルティメット] : 星輝士 デルタテロス
全てを飲み込むシャドール
デルタテロスの誕生により攻勢に転じようというテラナイトであったが、ウヌクがシャドール化したことにより大きな誤算が生じる。
それはウヌクの持つ”星をつなぐ力”をシャドール側も利用できるようになってしまった点である。
これにより、《シャドール・リザード》とシャドール化した《水竜星ービシキ》が融合し、《闇竜星ージョクト》に進化、さらに同じくシャドール化した《魔竜星ートウテツ》と融合することで、《邪竜星ーガイザー》へと進化。
中古遊戯王/ノーマル/ネクスト・チャレンジャーズNECH-JP075 [N] : 竜星の凶暴化
中古遊戯王/アルティメットレア/ネクスト・チャレンジャーズNECH-JP051 [アルティメット] : 邪竜星-ガイザー
こうしてテラナイトはすべての竜星を敵に回すこととなってしまう。
さらに攻勢を仕掛けるシャドールはシャドール化した8体の竜星が持つ「輝石」とネフィリム(ラピス)の持つ「輝石」を、「暗遷石」を持つカンゴルゴーム―《影依の原核》へと集中させることで計10個の「核石」が集合。
中古遊戯王/ネクスト・チャレンジャーズNECH-JP048 [SR] : エルシャドール・エグリスタ
《影依の原核》は《エルシャドール・エグリスタ》へと進化を果たし、神星樹へと侵攻を進める。
さらに苦戦を強いられるテラナイトだったが、戦いの中でウヌクに続き《星因士シリウス》までもシャドールに囚われ《シャドール・ハウンド》となってしまう。
↓
中古遊戯王/ネクスト・チャレンジャーズNECH-JP054 [UR] : 星輝士 トライヴェール
《星因士ベテルギウス》はシリウスの肉体を利用されることのないようせめてもの処置として、自身と《星因士プロキオン》そしてシリウスの肉体とを融合することで《星輝士トライヴェール》へと進化を果たす。
数ある星因士モンスターの中でも、シャドール化されてしまったこの2体のみイラストの背景部分に「影」が描かれている。
もしかしたらシャドール化することは予期されていたのかもしれない。
最終防衛線での激戦
しかしながら、数を増やしながら侵攻を続けるシャドールの軍勢にはデルタテロス・トライヴェールの力を持ってしても及ばず、テラナイトは一時撤退を余儀なくされることに。
神星樹の直前まで後退したテラナイトおよび《励騎士ヴェルズビュート》、《神樹の守護獣-牙王》そして「霊獣」「影霊衣」といった連合軍は神星樹を囲う結界を張り、これを最終防衛ラインとして死守する作戦を立てる。
中古遊戯王/ノーマル/ネクスト・チャレンジャーズNECH-JP063 [N] : 星守る結界
神星樹の前でついに激突するシャドールと連合軍。
連合軍の見事な連携によってこれまでとは一転、シャドールは結界を破ることが出来ずにいたが、これを打破するため、tierraは連合軍側に存在する強い霊力を宿す者《霊獣使い ウェン》に近づき、これをシャドールに取り込む。
中古遊戯王/英語版/シク/The Secret ForcesTHSF-EN024 霊獣使い ウェン
中古遊戯王/レア/ザ・シークレット・オブ・エボリューションSECE-JP074 [R] : 霊獣の騎襲
中古遊戯王/ノーマルLVP1-JP059 [N] : エルシャドール・ウェンディゴ
中古遊戯王/レア/ネクスト・チャレンジャーズNECH-JP064 [R] : 神の写し身との接触
シャドールとなったウェン―《エルシャドール・ウェンディゴ》はその強力な霊力によって連合軍の結界を破壊し、ついに神星樹にミドラーシュが接触する。
生まれながらに持った強い霊力によって、周囲から恐れられ疎まれてきた過去を持つ。
《霊獣使いの長老》によって《ガスタの神裔ピリカ》と姉妹同然に育てられる。
また自身の力を抑えるために、常に目を閉じている。
ミドラーシュの生前の姿である《ガスタの巫女ウィンダ》は先の大戦で復活したsophiaの神の波動をその身に受けたことによって命を落としている。
しかしながら、彼女の肉体に残った神の力の残滓は神星樹へのアクセスを可能にするものだったため、tierraは彼女を意図的にシャドール化し利用したものと思われる。
その③へ続く。
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