こんにちは!トリビア(@yugioh_trivia)です。
遊戯が使用する準エースとも言えるバスター・ブレイダー。
青眼にも究極竜にも100ポイント差で勝てるようなデザインでありながら、原作では一度もドラゴン族を倒すことなく、皮肉にも「スライム殺しの剣士」などという不名誉な名で呼ばれることも・・・
しかし、初登場からなんと15年の月日を経てブレイカーズ・オブ・シャドウにて突如、カテゴリにまでなるまでのサポートカードが登場しました。
カードの強さ・デッキ構築も気になりますが、同じくらい気になるのが意味ありげなイラストです。
そこで今回はバスター・ブレイダー関連のイラストのストーリー考察をしてみました。
手始めに情報収集ものの・・・
海外の公式サイトでは
「ブレイカーズ・オブ・シャドウのバスター・ブレイダー系列のカードはバスター・ブレイダーの過去の竜殺しの日々を描いたカード群」
と明記されていますが、それ以上の情報はありません。
これだけではバスター・ブレイダーが何者なのかも、伴竜との関係性も一切謎のままです。
そこで自分なりにどのような物語になっているのかを考えてみたのですが・・・・
わ、分からない…何なのコレ?
もしかしたらこうなのかな?という程度までは想像できたのですが、どうも確証が持てないというか・・・
まあ見事に挫折してしまいました、ハイ。
・・・なので、今回は既出の考察をまとめて3つの仮説を紹介することにしました。
思いっきり他力本願ですがどうかお許しください。
仮説①~運命には逆らえなかったよ説~
破壊剣士の揺藍
目に見えるものすべてを焼き尽くし、破壊の限りを尽くすドラゴンとこれを討伐しようとする破壊剣の使い手バスター・ブレイダー。
破壊剣士の伴竜
戦いの最中、このドラゴンの子供と思われる幼いドラゴン、「伴竜」が彼の目に留まる。
今でこそ無害だが、いずれは親同様狂暴なドラゴンに育つ運命にあるにも関わらず、バスター・ブレイダーは伴竜を保護する。
彼は自らが揺り籠となり、この忌まわしき竜殺しの因果を断ち切ろうと考えたのだった。
破壊剣の追憶
その想いを感じ取ったのか、伴竜もバスター・ブレイダーに心を開き始め二人は修行の旅に出る。
破壊剣ードラゴンバスターブレード/破壊剣ーウィザードバスターブレード/破壊剣ーアームズバスターブレード
時間と共に伴竜はバスター・ブレイダーと心を交わし、様々な力を身に着け成長していく。
「このままいけばもしかすると…」
そんな想いがバスター・ブレイダーの中に芽生え始めていたが・・・
破壊剣士の宿命/破壊蛮竜ーバスタードラゴン
しかしながら、やはり運命から逃れることは出来なかった。
成長した伴竜は姿を変え、暴れ狂う破壊蛮竜ーバスタードラゴンとしてバスター・ブレイダーに牙を向けたのだ。
破壊剣士融合
苦悩の末、バスター・ブレイダーはバスタードラゴンを討伐。
そして自らとバスタードラゴンの魂を融合し始める。
竜破壊の剣士ーバスター・ブレイダー
こうしてドラゴンの力を取り込んだ龍破壊の剣士ーバスター・ブレイダーが誕生した。
ということで、仮説1は親を討伐して伴竜を育てるも、最終的には親と同じく討伐する宿命からは逃れられなかったというものです。
・伴竜を連れ出す時、子供とは認識していなかった
・伴竜はバスター・ブレイダーが親の仇であることを知り逆上して対立した
など
話の端々に多少の違いはあるものの、この仮説を考えている方が一番多かったように思います。自分もこれが一番分かりやすくてしっくりくるかなという印象ですね。
仮説②~運命は変えられたけど…説~
破壊剣士の宿命/破壊蛮竜ーバスタードラゴン
暴れ狂うドラゴン、破壊蛮竜ーバスタードラゴンを討伐しようとする破壊剣の使い手バスター・ブレイダー。
破壊剣士の揺藍
そんな中、バスター・ブレイダーはこのドラゴンの子供と思われる幼いドラゴン(伴竜)を保護する。
彼は自らが揺り籠となることで、この忌まわしき竜殺しの因果をこの幼いドラゴンと共に断ち切ろうと考えたのだった。
破壊剣の追憶
そしてバスター・ブレイダーと伴竜を保護し、行動を共にすることとなる。
破壊剣ードラゴンバスターブレード/破壊剣ーウィザードバスターブレード/破壊剣ーアームズバスターブレード
時間と共に伴竜はバスター・ブレイダーと心を交わし、逞しく成長していく。
破壊剣士融合
そして伴竜はバスター・ブレイダーと融合することで・・・
竜破壊の剣士ーバスター・ブレイダー
彼と共に真の竜破壊の剣士へとその身を昇華させたのだった。
この仮説②は序盤こそ仮説①と似ていますが、大きな相違点としては伴竜≠蛮竜という主張であり、最後まで伴竜と対立しなかったというものです。
仮説①では破壊剣士の宿命のイラストは成長した伴竜とバスター・ブレイダーが対立しているという見方でしたが、こちらは破壊剣士の揺籃に登場している親ドラゴンとの別アングルという考えのようです。
ただ、揺籃の親ドラゴンは宿命のバスタードラゴンとフォルムこそ似ているものの、鳥類の羽根のようなものがついておらず、別個体ではないかという意見もあるようで、若干信憑性は怪しいのかなという印象です。
仮説③~竜破壊の剣士へになる為の試練説~
破壊剣士の揺藍
一人前になるためには数多のドラゴンを討伐する必要がある。
しかし真に竜破壊の剣士として認められるためには、まだ幼いドラゴンを自分の従者として従えなければならない。
そんな試練を果たすため、バスター・ブレイダーはドラゴンに剣を向けた。
破壊剣の追憶
そして、伴竜を自分の従者として育て始める。
破壊剣ードラゴンバスターブレード/破壊剣ーウィザードバスターブレード/破壊剣ーアームズバスターブレード
やがて伴竜はバスター・ブレイダーの剣技を身に着け、いつしか彼の相棒とも言える働きを見せていた。
しかし、真の竜破壊の剣士になるには果たさなければならない試練がまだ一つ残っていた。
それは育てたドラゴンを自らの手で討伐すること
破壊剣士の宿命
非情とも言えるこの掟こそ竜破壊の剣士になる為の最後の試練なのであった。
そして苦悩の中、長きの間相棒として連れ添った伴竜に剣を向けるバスター・ブレイダー。
破壊剣士融合
そして息絶えた伴竜の魂を自らと融合させ・・・
竜破壊の剣士ーバスター・ブレイダー
友の想いを胸に、試練を乗り越えた竜破壊の剣士が誕生した。
この仮説③は話の流れとしては仮説①と似ているものの、バスター・ブレイダーの伴竜を育てる動機が異なってきます。
一番厨二っぽいというか、かっこいいのはこの仮説③かなと思います笑。
ネタにされることの多い宿命のバスター・ブレイダーのイラストですが、こういった経緯があるのならば、とても笑えないですね。
まとめ
という訳でかなり長くなりましたが、これにて考察は終了です。
仮説①っぽいのかな~?と個人的には思っているのですが、やはり現段階ではなんとも言えないですね。枚数は少ないですが忘れたころにちょくちょく新規が登場しているので、判断材料は今後も増えてくるとは思いますが・・・
気になるのは、本家バスター・ブレイダーとの関連性についてです。
冒頭でもお話したようにブレイカーズ・オブ・シャドウのカードはバスター・ブレイダーの過去の竜殺しの日々を描いたものらしいので、使い手融合態の後にバスター・ブレイダーになるということなのでしょうが、どうもしっくりきません。
一応見た目でいうと、破壊剣の使い手時代は触覚?(角?)が下を向いているのに対して、融合態や本家は上を向いていて確かに若干近づいたのかな?という気もしないではないですが、ステータス等見ても明らかに進化順序は逆な気がします。
あと竜破壊の証とは何なのかみたいなのも解明して欲しい所です。バスター・ブレイダーや伴竜が持っている刀の柄と酷似しているので、関連はおおいにあると思いますが・・・
バスター・ブレイダーの刀の柄の部分が竜破壊の証に見えるのは気のせい・・・?
誰か教えて pic.twitter.com/S85t48udgy— トリビア (@yugioh_trivia) May 16, 2018
破壊剣の柄が、竜破壊の証なのではなく、彼がその剣で竜を倒した事に因んで、その形の勲章が作られたのだと思われます。破壊剣には、ウィザードとアームズもあり、元々彼は竜退治専門ではなかった様ですし。
— プルプッシュ(Yu-Gi-Oh) (@pu11pu5h) May 16, 2018
この辺りも含めて謎の多いバスター・ブレイダーの今後の動向にも注目ですね。
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